2010年06月05日

大分地裁・裁判員裁判、集団強姦致傷罪で兄弟被告に実刑判決

県内初の性犯罪を審理する裁判員裁判は4日、
大分地裁(西崎健児裁判長)

で判決があり、
集団強姦(ごうかん)致傷罪に問われた

▽大分市下郡
 無職、松田祐太郎被告(24)
 →懲役7年6月(求刑・懲役10年)

▽弟で同、
 松田修平被告(21)
 →懲役5年6月(求刑・懲役9年)

を言い渡したそうです。
被害者のプライバシー保護の問題から、
性犯罪を裁判員裁判で審理することについて、

記者会見した裁判員の意見も分かれたそうなんです。

西崎裁判長は判決理由で

「性欲を満たそうという動機は身勝手で酌量の余地はない」

とした一方、

「計画性は認められない」

としたそうです。
法律だから仕方がないとは思うのですが、
被害者にとっては、計画性が認められようが認められまいが、
そんなことは、同でも良いことなのだと思います。

同じだよ。
被害者にとっては、傷みはどちらも同じ。

判決後、検察側は

「被害者を匿名にし、大型モニターに証拠写真を映さないなど地裁、弁護士と話し合った。
主張、立証は理解をいただいた」。

弁護側は

「判決は重いといえば重い。被害者特定事項を省くのに神経を使った」

と感想を話したそうです。

裁判員と補充裁判員計8人中、
6人が判決後に記者会見に応じたんだって。
男性裁判員(63)は

「被害者の立場に立つと、裁判員裁判で性犯罪を扱うことに疑問を感じる」

と話し、
大分市の自営業、三宅由佳さん(38)は

「プライバシー保護は十分で、被害者が裁判員裁判を選択したのであれば良いと思う」

と話したそうです。
また、別の男性裁判員は被害者特定事項の秘匿のため、

「質問したいことを質問できないこともあった」

などと話した。
補充裁判員の女性(26)は

「聞いたことがないほどの事実や言葉を聞き、胸が痛かった」

と話したそうです。
これって裁判員が裁判の後で記者会見に応じるというのは同なんだろう?

私は、それすら疑問に感じるのですが・・・。
もちろん、
顔が出るわけではない。
しかし、何もかもシークレットにすべきの様な気がするのですが・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100605-00000236-mailo-l44


同じカテゴリー(ちょっと考えてみて!)の記事
 豊後大野市の施設が宮崎県内11市町村住民利用をお断り (2010-06-20 15:48)
 ネット取引急増、個人投資家450億申告漏れ (2010-05-10 22:01)
 大分工業高校、柔道合宿中、大外刈りで倒れ後頭部打って死亡 (2010-05-02 23:09)
 東京医大八王子センター、生体肝移植前に寄付金って? (2010-04-29 22:58)
 別府で高校生進学ガイダンスに480人が参加 (2010-04-26 20:26)
 大分、県内全小中高が全国学力テストに参加!向上支援に期待? (2010-04-21 23:42)